News Letter No.18(夏季号) 2013年7月18日
2013年度大会開催案内
会場・日程・大会プログラム
こちらをご参照ください。
- 開催準備の都合上、同封の葉書に必要事項を記入の上、8月16日(金)までに大会実行委員会受付にお送り下さい(必着)。
また出席希望の方は、同封の振込用紙にて必要事項を記入の上、大会参加費、懇親会費の事前入金をお願い致します。
- 研究発表(発表時間20分)とパネルセッション(1時間30分)を公募します。希望される方は、同封の葉書にてお申し込みの上、次の要領で具体的内容について記述し、8月23日(金)までに大会実行委員会受付(担当:冨樫 進)へお送り下さい(必着)。
- 個別研究発表については、確定的な研究発表題目、研究発表要旨(800字以内)
- パネルセッションについては、具体的な案(内容、形式)(800字以内)
- 個別研究発表、パネルセッションいずれも、ワープロ原稿(テキストファイル)をE-mailに添付ファイルで送付するとともに、プリントアウト原稿1部を郵送して下さい。
- E-mailの件名は「2013年度大会発表」または「2013年度大会パネル」として下さい。
宛先は、下記の大会実行委員会受付の担当(冨樫進)宛にお願いします。
- 所定の期日までに提出されない場合は、発表の意志がないものとして取り扱いますので、ご注意願います。
大会実行委員会受付
〒980-8576 宮城県仙台市青葉区川内27-1
東北大学大学院文学研究科日本思想史研究室気付
日本思想史学会2013年度大会実行委員会委員長
曽根原 理(担当 冨樫 進)
Tel・Fax: 022-795-6067(直通)
E-mail:
宿泊について
宿泊施設については手配致しかねますので、各自、お早めにご予約下さい。
託児所について
以下の2事業所にて託児サービスを行っております。ご希望の方は、各自お早めにお問い合わせ下さい。
※サービス内容に関する大会実行委員会へのお問い合わせ、及び予約依頼等は一切お受けできません
- のびすく仙台 仙台市青葉区中央2-10-24 仙台市ガス局ショールーム3階 пF022(726)6181
- マザーズありすサポート(ベビーシッター) 仙台市泉区黒松2-19-7 пF022(380)1117
2013年度大会開催にあたって(東北大学・曽根原 理)
日本思想史学会2013年度大会は、10月19日(土)・20日(日)の両日、宮城県仙台市の東北大学において開催されます。21世紀では2002年、2009年に続き3回目となります。多くの方に興味を持ち来ていただけるよう、今回は早目に情報を発信するよう努めています。大会初日のシンポジウムの概要については、大会委員会や学会事務局のご協力を得て、すでにHP上で公開しています。発表などの要旨についても、9月初旬にHPで公開することを計画しています。
今回会場となる川内北キャンパスは、江戸時代は仙台城の二の丸だった地点です。ところで、少し離れた仙台城三の丸跡地に建てられた「仙台市博物館」では、ちょうど学会期間中に「慶長遣欧使節出帆400年記念 伊達政宗の夢」展が開催されています(10/4〜11/17、月曜休館)。最近、ユネスコ記憶遺産に指定された国宝「慶長遣欧使節関係資料」など、政宗の命をうけ遠く欧州にわたった支倉常長関係の史料をはじめ、ヴァチカン・イタリア・スペインなどの多彩な文化財が展示されると聞いています。
また、耐震改修を終え今年9月末に再開される東北大学史料館(片平キャンパス内、佐藤弘夫館長)では、昨年秋に整理が完了し公開された「村岡典嗣文書」や「梅沢伊勢三文書」などによる、本学会とも関係の深い展示を企画し、担当する学生有志が準備を進めています。ご期待下さい。
多くの会員の参加を得て、2013年度大会が充実した内容になり、東北地方の復興の一助ともなるよう、会場校として祈念しております(2013年度大会実行委員長)。
2013年度 日本思想史学会大会シンポジウムについて(日本思想史学会大会委員会)
日本思想史学会は今年で設立から45年を迎え、個人会員も600名以上を数えるようになった。しかしながら学界全体のなかで「市民権」を得たとはいまだ言いがたい状況にある。その原因の一つは、日本思想史学を一つの明確なディスプリン(ないし基幹学問)として確立しようと急いだために、学会全体としては隣接諸分野との応答が十分になされてこなかったことがあるのではなかろうか。近年では諸分野からのいわば刺激的な「挑戦状」も送られるようになってきた。日本思想史学の本来の強みは領域横断的な機動力にあるはずだが、研究自体はますます個別化・タコツボ化が進行してしまっている。いまこそ学会全体として諸分野へのリプライが真摯になされるべきであろう。(文責 小島康敬)
ニューズレターの電子化について
2009年度総会および同年冬季号ニューズレター以来ご案内の通り、資源・経費の削減のために第12号(2010年夏季号)から原則としてニューズレターを電子化で発信することとなりました。HP上にてご覧ください。なお事前の紙媒体での発送を希望した会員、もしくはメールアドレス等の情報が事務局に無い会員は従来通り紙媒体でお送りしております。電子化にご協力いただける会員は、事務局までご一報下さい。
会員名簿の情報更新について
日本思想史学会では今秋に学会名簿の更新を予定しております。名簿更新に先立ち、今夏には、会員の方々へ学会事務局より、名簿掲載事項に関する書類をお送りいたしますので、ご確認・ご返送のほど、なにとぞよろしくお願い申し上げます。
会員研究業績の情報提供のお願い
当会ホームページの「会員研究業績紹介」欄に載せる会員諸氏の研究業績を、学会事務局までE-mail、或いは葉書でお知らせください。その際、著者名(ふりがな)、論文・著書名、掲載誌(号数)、発行所、刊行年月を明記願います。
新入会員
- 長谷川 徹(専修大学人文科学研究所特別研究員、日本思想史・日本文学)
- 落合 直人(皇學館大学大学院、『古事記伝』(本居宣長)を中心とする「日本近世思想史」)
- 郭 連友(北京外国語大学北京日本学研究センター、日本思想史)
- 龔 穎(中国社会科学院哲学研究所副研究員、日本思想史)
- 商 兆g(東京大学大学院、東アジア思想文化)
- 伊丹 明彦(京都大学大学院、東アジア近現代史・中ソ関係史・日本外交史)
- 小林 加代子(お茶の水女子大学大学院、日本倫理思想史)
- 道家 真平(東京大学大学院、近現代ジャーナリズムの思想と実践)
- 松本 丘(皇學館大学准教授、神道思想史)
- 松川 雅信(立命館大学大学院、近世儒教思想史)
- 西田 彰一(総合研究大学院大学博士後期課程、日本思想史)
- 山本 慎平(大阪市立大学大学院、近代日本思想史、特に新渡戸稲造の社会思想の研究)
- 島薗 進(上智大学神学部教授、宗教思想史・死生学)
- 松本 智也(立命館大学大学院、近世東アジアにおける漂流問題・日朝関係・日琉関係)
- 長谷川 琢哉(大谷大学非常勤講師、宗教哲学)
- 蔡 鳳林(中国中央民族大学外国学院日本語学科、日本文化史と東洋史)
- 後藤 致人(愛知学院大学文学部准教授、日本近現代政治史、天皇・宮中)
- 田尻 尚文(中央大学大学院、荻生徂徠・江戸儒学)
- 石塚 薫(神奈川県立横浜清陵総合高等学校教諭・二松學舎大学大学院、東アジア思想史)
- 湧澄 享二(皇學館大学大学院、伊勢神道)
- 近藤 俊太郎(本願寺史料研究所研究助手、日本仏教史)
- 並木 英子(国際基督教大学大学院、日本宗教史(復古神道))
- 竇 兆鋭(岡山大学大学院、日本近世儒学)
- 藤井 麻央(國學院大學大学院、宗教学)
- 新名 愛(広島大学大学院、近代日本思想・現代思想)
- 松本 一徳(岡山大学大学院、近世思想史)
- 後藤 智絵(岡山大学大学院、近代思想史)
- 新田 佳惠子(皇學館大学大学院、古代祭祀・祝詞・美学・宗教学)
- 澤田 正太郎(大阪大学大学院、近・現代日本思想史(民衆思想、社会思想史))
- 高宇 ドルビーン 洋子(スウェーデン王立工科大学常任講師、日本近代史・近代思想史)
寄贈図書
- 大島 明秀『熊本洋学校(1871-1876)旧蔵書の書誌と伝来』(花書院、2012年)
- 錦 仁『宣教師 堀秀成 ――だれも書かなかった明治』(三弥井書店、2012年)
- 高橋 美由紀『神道思想史研究』(ぺりかん社、2013年)
- 田村 航『一条兼良の学問と室町文化』(勉誠出版、2013年)
- 森 新之介『摂関院政期思想史研究』(思文閣出版、2013年)
- 大田 英昭『日本社会民主主義の形成―片山潜とその時代―』(日本評論社、2013年)
- 根津 朝彦『戦後『中央公論』と「風流夢譚」事件』(日本経済評論社、2013年)
- 『國學院大學研究開発推進センター研究紀要』第7号、(2013年)
- 東洋大学国際哲学研究センター編『国際哲学研究 2号』(東洋大学国際哲学研究センター、2013年)
- 東洋大学国際哲学研究センター編『国際哲学研究 別冊1 ポスト福島の哲学』(東洋大学国際哲学研究センター、2013年)
- 東洋大学国際哲学研究センター編『国際哲学研究 別冊2 〈法〉概念の時間と空間―〈法〉の多様性とその可能性を探る』(東洋大学国際哲学研究センター、2013年)
- 大橋 良介『西田幾多郎―本当の日本はこれからと存じます―』(ミネルヴァ書房、2013年)
- 三浦 雅彦『鈴木正三研究序説』(花書院、2013年)
- 平岡 隆二『南蛮系宇宙論の原典的研究』(花書院、2013年)
- 角田市郷土資料館編 角田市文化財調査報告書第41集『和田家資料「内留」弘化五年・嘉永元年』(角田市教育委員会、2013年)
- 『歴史民俗資料学研究』第18号、(神奈川大学大学院歴史民俗資料学研究科、2013年)
- 近藤 俊太郎『天皇制国家と「精神主義」―清沢満之とその門下―』(法蔵館、2013年)
- 上垣外 憲一編『一九三〇年代東アジアの文化交流』(思文閣出版、2013年)
- 小野 容照『朝鮮独立運動と東アジア―1910−1925―』(思文閣出版、2013年)
(前号発行以降寄贈分)
訃報
会員である下記の方が逝去されました。謹んで哀悼の意を表します。
笠井 昌昭 氏(2013年3月逝去)
菅 喜久子 氏(2013年3月逝去)
豊澤 一 氏(2013年6月逝去)
会費納入のお願い
会費納入状況は依然として芳しいとは言えません。学会の安定した持続のためにも、会費納入をよろしくお願いします。
会費を納入する際には、下記の口座番号にてお振り込み下さい。(大会事務局は別口座になります・ご注意ください)。
(ゆうびん振込専用口座)
ゆうびん振込口座: 00990-2-195175
口座名称(漢字): 日本思想史学会
口座名称(かな): にほんしそうしがっかい
3年をこえて会費を滞納された方は会則第四条に基づき、総務委員会の議をへて退会扱いとさせていただくことがあります。
また、過去2年分の会費を滞納された方には、学会誌『日本思想史学』の最新号第44号(2011年度分)をお送りしておりません。会費納入の確認後に送らせていただきます。なお請求年度以降の会費をまとめて納入していただいても結構です。
過去のニューズレター