2010年10月16-17日、岡山大学で開催された日本思想史学会2010年度大会をもって、会長職を佐藤弘夫氏にバトンタッチできました。2006年10月岩手大学での大会から4年間、才徳ともに非力の私が、ともかくも大過なく会長職を全うできたとすれば、それは関係各位のご助力のおかげと、心からお礼もうしあげます。
思えば、会長として、私は何ほどのこともできなかったという思いがあります。平石直昭会長時代にまでに、学会の全国化、各委員会制度の導入や学会の活性化など、必要な整備はおおむねなされてきました。ニューズレターの発行、ホームページの開設、日本思想史学会奨励賞の創設など、いずれも平石会長時代の改革でした。私はそのレールの上を、ただ前に進めば良かったような気がいたします。
学会の基本は、年次大会を開いて学会員の研究成果の発表と交流を行うこと、学会機関誌『日本思想史学』を滞りなく編集し研究誌としてのレベルを維持・発展させること、そして学会という研究者集団の日常的業務を着実に担うこと、この3つをあげることができるでしょう。
なかでも学会の維持運営の大半は事務局の日常業務に依存しています。日々に動く社会に学会がきちんと応答できるのは、ひとえに事務局の下支えのおかげです。その意味で、早稲田大学の土田健次郎事務局長と阿部光麿幹事、それに東北大学の佐藤弘夫事務局長と大川真幹事のご尽力なくして、私の役目は一日とて全うできませんでした。両事務局ともほぼ完璧でした。ありがとうございました。そしてお疲れさまでした。
大会については、大会委員会委員長(中村春作氏と佐久間正氏)と委員各位、それに開催を快く引き受けてくださった佐久間正(長崎大学)、前田勉(愛知教育大学)、片岡龍(東北大学)、高橋文博(岡山大学)の各氏に敬意と感謝を申し上げます。キリシタン、戦前と戦後、日本国憲法、近代仏教。この間の4つのシンポは、いずれも日本思想史内部に閉じた議論には決してならない野心的主題でした。研究基盤を異にする多様な問題意識が行き交う研究者集団にまことにふさわしい学問的挑戦をしてくださったと、私はわが意を得たりの思いでいっぱいでした。
機関誌については、編集委員会によって、着実にレベルの高い論文掲載と魅力的な雑誌作りがなされました。市販部数が着実に伸びてきている事実が、本学会誌の評価が上がってきた何よりの証です。澤井啓一氏、田尻祐一郎氏の両編集委員長と編集委員各位のご努力に感謝いたします。
結局、事務局と2つの委員会にささえられて、私は総務委員会のとりまとめと日本思想史学会奨励賞の選考に専念できたように思います。学会賞は4回を閲してきましたが、まだ軌道に乗ったとは言いにくい状況です。この間の経験をもとに、第5回から応募方法を変えることにいたしました。その点を、本ニューズレターで是非ともご確認ください。
本学会は、研究基盤を異にした会員が日本思想史研究という一点を共有点にしている研究者集団です。「異種格闘技」空間との表現も耳にしました。それは多様な問題意識と視点が交錯する刺戟に満ちた学問空間です。ここでしか出会わない研究者との交流も楽しめます。そうした魅力的な空間を、会長として満喫できた幸せを思い、本学会のさらなる可能性を信じて、退任させていただきます。
先頃、中村生雄氏が逝去されました。総務委員だった同氏に多くのことを学びました。ご冥福を祈らずにはおられません。ありがとうございました。(2010年11月)
このたび思いもかけず本学会の会長に就任することとなりました、東北大学の佐藤弘夫です。
私が日本思想史学会に入会したのは大学院に進学した1976年のことですので、この学会とは35年のお付き合いということになります。当時はまだ会員数が200名に充たず、たいへんこぢんまりとした、アットホームな会であったと記憶しています。大会の3日目には、会場校が主催した巡見が行われることが恒例となっており、それが泊まりがけの旅行になったこともありました。
今日、日本思想史学会は個人会員数が600名を超えるまでになりました。代々の会長、役員、事務局長などのご尽力で、会の運営は格段にシステム化され、ホームページやニューズレターを通じてより充実した情報を会員の皆さまにお送りできるようになりました。基本的な仕事は総務、大会、編集の3委員会が分担して行う体制となり、事務局も業務のマニュアル化が進んで、会長がなにもしなくても会の運営が円滑に行われる体制が整っております。
日本の人文学界はいまいくつかの深刻な問題に直面しています。理系の学問の偏重や目先の結果を求められる成果主義、学生減に伴う教員ポストの削減などはその最たるものでしょう。教員の削減は必然的に若い研究者の就職先の縮小をもたらし、それが今日のポスドク問題の元凶となっていることは、大方の認識しているところです。
私たちが学会を取り巻くこうした客観情勢を真剣に受け止め、その対応策を考え改善を目指していくことは当然ですが、さしあたってはもう少し身近で現実的な問題から出発する必要があります。その一つが、いかにして私たちの学問のスケールアップを図るかという課題です。
研究の個別分散化の弊害は、分野を問わず近年しばしば指摘されることですが、それは日本思想史学の世界でも例外ではありません。研究テーマの細分化は研究内容の緻密さと表裏一体であり、必ずしも否定さるべきものではありませんが、それが問題意識の希薄化や学問の「オタク化」に結びついているとすれば、やはり大きな問題といわざるをえません。
その克服のためには、できるだけ学問上の常識を共有しない人々と、常に対話し討論していくことが重要です。日本思想史学会は歴史や文学、宗教など多様なディシプリンをもった研究者によって構成されており、腕試しの場として格好の機会を提供することが可能です。本学会が、異なる問題意識と方法をもった研究者の創造的な議論の場となるとともに、そこから、次世代の人文学を担うスケールの大きな研究者が羽ばたき出ることを切望しています。
研究のスケールという点からいえば、近年、海外の研究者の活躍ぶりが注目されます。日本人がもちえないような独自の問題意識をもって、あるいは最新の理論で武装して日本思想史学の世界に切り込んでくる欧米の研究者たち。日本だけでなく、韓国や中国など複数の地域の資料をきちんと押さえた上で、東アジア全体を視野に収めた重厚な知見を提示するアジアの研究者たち。――こうした海外の研究成果をいかに受け止め、どのように交流し、いかにして錬磨し合うかが、いま日本思想史という学問が直面するもう一つの重要な課題であることはまちがいありません。
皆さまのお力添えをえて、こうした課題に取り組むなかで、日本思想史学会が国内外のアカデミズムに対してより発信力のある学術団体となることを目指したいと考えています。
2010年10月16日(土)、17(日)に岡山大学を会場として開催された日本思想史学会2010年度大会は、シンポジウム、パネルセッション、個別発表のいずれにおいても、質量ともに充実しており、成功であったと考える。この点については、別途、報告があることになっている。大会実行委員長としては、大会運営において大過のなかったことを喜んでいる。当方の不注意により、会員や報告の方に御迷惑をおかけしたことはあり、その点についてお詫びしたいが、格別のトラブルのなかったことは幸いであった。
懸念したことは、会場に予定していた建物がが改修工事の対象になってしまったことである。だが、これは、大学施設部と交渉して、大会終了後まで工事開始を延期してもらうこととした。現在、会場となった建物はシートに覆われている。ともあれ、工事対象となったことにより、さまざまな備品が撤去されたために広い空間を使用でき、受付や出版社出店のためのスペースを確保することができた。
もっとも懸念したことは、いうまでもなく、運営にあたる人員のことである。岡山大学には、運営にあたる会員はわたくし一人である。大学院生は研究生を含めて四人いるが、一人は社会人で協力は無理、一人は大会の十日前に日本に到着した留学生である。事前の準備のかなりの部分はわたくし一人でやるほかはなかった。
非常に有り難かったことは、学会事務局の大川真氏が、前年に東北大学で開催した際のマニュアルや資料を事前に送って下さったことである。これは大変有益であった。それだけでなく、大川氏は大会数日前に岡山に来て準備と運営に協力して下さった。また、前年の大会運営に参加した高橋恭寛氏が、やはり大会数日前に岡山にきて準備と運営に協力して下さった。両氏の協力には感謝に堪えないものがある。
それにしても、大会前日と当日には、多くの人員が必要であった。これは、わたくしがかねて顧問を務めているハンドボール部員の二七人が協力してくれた。彼らの動きは比較的よく、安心した。
この大会では、岡山大学附属図書館所蔵の貴重史資料の展観を企画した。この企画について、図書館の職員方からいただいたご配慮には頭が下がる。参観された方による企画の受け止め方を詳らかにしないが、図書館職員のご高配についてだけは述べておきたい。
何ごともそうではあるが、このたびの大会においては、上にふれた以外にも、表にあらわれたところ、陰に隠れたところ、いろいろなところで多くの方々の協力をいただいた。そうした多くの方々に厚く感謝申し上げる。
岡山大学行きのバスを降りたところで、迷いそうになった。会場スタッフの方々の細やかな案内があって助けられた。受付でも、懇親会場への移動でも、彼女ら彼らの丁寧な対応に支えられた。その温かい印象は、明るい笑顔とともに今も脳裏に残っている。
さて、今大会は、シンポジウムは近代、個人発表はほとんどが近世・近代、パネルも近世・近代ということで、専門外を痛感して、参加に気が引けていた。それでも「岡山」という魅力もあって、知的リフレッシュを求めて出かけてみたのだ。
一日目は、後ろの方に席をとり傍聴者を決め込んでいたのだが、始まってみるとなかなか興味深いシンポジウムではないか。「近代化とは何か」という問いかけを抱えつつ、「近代」に囚われずに「近代とは何か」を問い直す面白さに目覚めさせられた。企画・開催・運営に尽力された皆様に、心から敬意と謝意を表したい。懇親会に大勢が集ったのは、シンポジウムの熱気が後を引いていたからであろう。シンポジウム終了直後は、会場での質疑がもっと活発であっても良かったと感じたが、そのまま懇親会での活発な会話に繋がったと考えれば、それも流れの一つだったと言えるかもしれない。
二日目は、ほとんど第一会場で過ごし、発表を聞いた。学風だの学統だのを超えて、熱い、偏頗のない議論につながる新しい姿を、質疑のうちに垣間見た気がした。休憩室の窓辺からは、穏やかに陽射しを受ける山容が見えた。良い大会だった、と思う。
リフレッシュを果たしての帰るさに、大学構内の一角で、紅葉した葉を一枚拾った。岡山大学のスーベニールだ。押し葉にしたところ、紅色がいっそう濃くなった。色の変化に、大会の成果の深化が自ずと重なる。折しも発表者のお一人から論文の複写を頂いた。葉を落とした枝も、既に新しい芽を宿していることだろう。
第4回日本思想史学会奨励賞は、例年通り、ニューズレターおよびホームページを通じて公募を行った。応募は単行本著作3点であった。それに学会誌『日本思想史学』第40号、第41号掲載論文で資格規定を満たした論文のなかから、同誌編集委員長の推薦になる論文4点(第40号2点、第41号2点)を加えて、合計7点を対象に、選考を行った。選考委員による査読結果にもとづいて第一段審査を行い、その結果にもとづいて、委員全員で慎重に審査を行った結果、全会一致で、上記2点の授賞が決定した。
本書は、近代に女性神職が廃された理由を漠然と「穢れ意識」に求めてきた通説的理解に対して、根本的な異議を申し立てた研究業績である。社寺に属さない女性宗教者が広く活動していた近世に対して、維新以後、神道が国家祭祀として再編成され、神社が国家統治機構の一端となったため、神職は「国家官吏」と化した。その結果、神職は、民間巫女と区別する形で男に限定されるに至った。本書は、女性がもつ聖なるパワーなどといった抽象的議論を排し、史料と事実に即して女性神職の廃止の過程を実証的に解明している。古代から近代までを射程に収めた広い視野と、追放された女性神職の近代での延命過程まで目配りする柔軟さも併せて評価できる。問題意識の深さと研究のスケール、論証の確かさのいずれにおいても、本学会奨励賞にふさわしい業績であると判断される。
本書は、吉田松陰の思想を、その著作テキスト分析のみならず、生きた社会への応答としての彼の行動にうちに読み取る試みであり、また松陰の行動と、そのうちに見られる「自他認識」や「国際社会」認識の転回過程に、「転形期」の時代を読み込んでいったすぐれた研究成果である。本書は、何よりもこうした思想分析の視角の斬新さと、そこから見出された松陰の二つの転回過程に関する思想史的論証を的確に行っている点において、さらにまた、多くの論点に関する新たな知見を実証的に提示し、通説に書き換えを迫っている点において、吉田松陰と幕末思想の研究に重要な貢献をなすものであり、本学会奨励賞にふさわしい業績であると判断される。
このたび第四回日本思想史学会奨励賞を賜りましたこと、大変有難くまた身の引き締まる思いでおります。御推薦賜りました白山芳太郎先生、新川哲雄先生、また日本思想史学会の諸先生方、お世話になりました小澤富夫先生、山本眞功先生、諸先輩に心より御礼を申し上げます。
拙著『女性神職の近代―神祇儀礼・行政における祭祀者の研究―』(ぺりかん社 2009)は、これまで思想史の立場からはほとんど取り上げられることのなかった、「神職」―とりわけ女性神職をテーマにしたものです。近代の女性神職廃止の解明は、一般的な関心を得るにはいささか特殊な問題ではありました。しかし、史料をたどっていくとそれは単に女性神職や明治神祇行政の問題にとどまる事象ではなく、神仏分離という近代の大きな宗教政策とも連動しつつ、思いもかけず近代国家、近代国民を作り上げていく過程を考察することへとつながりました。
一方、近代を中心としたテーマ設定ではありますが、これを過去の事象として考えるのではなく、今とつながる「現代の問題」として常に捉えてきました。それは、私自身が今「神職」であるという事によりますが、かえってその立場の故に非常に扱い難いテーマでもありました。その困難を乗り超える方法は、史料を正確に扱って論証するということに尽きました。それは容易いことではありませんでしたが、学習院大学日本思想史研究会での諸先生、諸先輩の史料に対する姿勢から学んだことでした。それが今回の受賞へとつながる大きな要因になったのだと思います。
博士論文作成から出版に至るまでにも、多くの方々の温かいご指導に恵まれました。感謝の気持ちと共に今回の受賞を励みに、今後は神職という枠を超えさらに「近代」という時代を考える作業を続けていきたいと思います。頂いた賞に相応しい研究ができるよう努めて参る所存です。今後ともどうかご指導賜りますようお願い申し上げます。
このたびは、貴重な賞を賜り有難うございます。選考委員の皆様をはじめ、ご推薦いただきました松田宏一郎・片岡龍両先生に対し、深く感謝いたします。
拙著『吉田松陰の思想と行動――幕末日本における自他認識の転回』(東北大学出版会、2009年)は、2004年に東北大学へ提出した博士論文を基にしたものであり、所収の諸論文につき丁寧な指導を賜った佐藤弘夫先生には心より御礼申し上げる次第です。そして、当方が日本思想史という道を選択することを勧めてくださった故・西村道一先生にも、この受賞の喜びをお伝えしたいと思います。また本書は、東北大学出版会の2008年度若手研究者出版助成を受けております。ここに謝意を表します。
拙著における松陰は、日本の固有性を主張する思想家として描かれます。しかしその固有性は、決して「万世一系の神聖国体」といった唯一性を誇る自己言及として語られるものではありませんでした。国々には各々の固有性があると主張する彼は、これらの国々が相互にその固有性を承認することを通して、地球規模の世界における普遍性が確立されると考えたのであり、本書はその彼の思想的格闘の軌跡でもあります。
開国過程という大きな歴史的転換期にあって、みずからの国の独自性をまったく消し去った形で通商・外交を行うことは、ほかならずその主体性を失うことである――と、松陰は「四海平等」といった抽象的普遍主義を厳しく指弾しました。自身の固有性ととともに他者のそれをも尊重することは、おそらく現代の国際社会あるいは社会一般においても有効な態度であろうと思っております。しかし実際の国際社会では、みずからの固有性を主張するだけで、他者のそれを承認しないような事例も少なくありません。今後は、固有性を主張することの意味を、たとえば自同律そのものを「割拠見」と断じ、「宇内に乗出すには公共の天理を以て彼等が紛乱をも解くと申丈の規模無之候ては相成間敷」と唱えた横井小楠などの可能性をも検討していきたいと考えています。
こちらをご覧ください。
こちらをご覧ください。
『日本思想史学』第43号掲載論文の投稿を、下記の要領にて受け付けます。多くの投稿をお待ちしています。
こちらをご覧ください。
2011年度大会は2011年10月に学習院大学(東京)を会場として開催されます。
大会シンポジウムの内容、パネルディスカッション・個別発表の受付等については、ニューズレター夏季号(7月発行予定)でお知らせするとともに、会員の皆さまには郵便にて直接ご案内申し上げます。
10月16日に開催された2010年度総会において、下記の事項が承認または決定されましたので、お知らせいたします。
(予算) | ||
会費 | 2,736,000 | 2,734,200 |
刊行物売上金 | 187,060 | 80,000 |
前年度繰越金 | 3,172,919 | 3,172,919 |
その他 | 595 | 0 |
計 | 6,096,574 | 5,987,119 |
(予算) | ||
大会開催費 | 400,000 | 400,000 |
学会誌発行費 | 1,122,170 | 1,200,000 |
通信連絡費 | 241,194 | 400,000 |
事務費 | 256,271 | 300,000 |
事務局費 | 369,119 | 350,000 |
HP管理費 | 50,000 | 50,000 |
委員会経費 | 200,990 | 350,000 |
名簿印刷製本費 | 240,950 | 350,000 |
予備費 | - | 2,587,119 |
次年度繰越金 | 3,215,880 | - |
計 | 6,096,574 | 5,987,119 |
会費収入 | 2,857,500 |
刊行物売上金 | 80,000 |
前年度繰越金 | 3,215,880 |
その他 | 0 |
計 | 6,153,380 |
大会開催費 | 400,000 |
学会誌発行費 | 1,200,000 |
通信連絡費 | 400,000 |
事務費 | 300,000 |
事務局費 | 400,000 |
HP管理費 | 150,000 |
委員会経費 | 350,000 |
予備費 | 2,953,380 |
計 | 6,153,380 |
当会ホームページの「会員研究業績紹介」欄に載せる会員諸氏の研究業績を、学会事務局までE-mail、或いは葉書でお知らせください。その際、著者名(ふりがな)、論文・著書名、掲載誌(号数)、発行所、刊行年月をご明記願います。
会員である下記の方が逝去されました。謹んで哀悼の意を表します。
会費納入状況は依然として芳しいとは言えません。学会の安定した持続のためにも、会費納入をよろしくお願いします。会費を納入する際には、同封した振込用紙をお使いください(大会事務局は別口座になります・ご注意ください)。なお紛失した場合は、下記の口座番号にてお振り込み下さい。
3年をこえて会費を滞納された方は会則第四条に基づき、総務委員会の議をへて退会扱いとさせていただくことがあります。過去2年分の会費を滞納された方には 学会誌『日本思想史学』の最新号第42号(2009年度分)および諸種の案内をお送りしておりません。会費納入の確認後に送らせていただきます。
なお請求年度以降の会費をまとめて納入していただいても結構です。