特集〈2022年度大会シンポジウム〉人と動物のかかわりの思想史 | |
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記憶の無い所にも歴史があるといふこと──「人と動物」のかかわりと美・倫理・偶然── | 河野 有理 |
近現代日本における猫への眼差し──室生犀星・谷崎潤一郎を題材に── | 真辺 将之 |
犬に道ありや ? ──近世的「禽獣」観の中での賀茂真淵と曲亭馬琴── | 板東 洋介 |
日本思想における動物との〈倫理〉──人と動物のたがい(互い)のたがい(違い)── | 伊藤由希子 |
コメント:「現代人目線」からみる日本思想史的問題提起 | 加藤みち子 |
コメント:断絶点としての「近代」──「人」とは誰か── | 長 志珠絵 |
特別掲載〈第8回「思想史の対話」研究会〉 | |
日本思想史上の国・国家意識──中世から近代まで── | 田中友香理ほか |
提言 | |
国学研究の将来によせて | 松本 久史 |
論文 | |
中世外宮の世界観──高宮における星辰世界と生命── | 馬場 秀幸 |
平田篤胤と薩摩――「天皇のもとつ御国」をめぐる顕と幽―― | 相澤みのり |
「理」と「風俗」の間──徳川末期における中村正直の思想展開── | 常 瀟 琳 |
「過剰人口」と近代日本の社会学──人口論史における米田庄太郎── | 猪原 透 |
一九二四年タゴールと辜鴻銘のアジア訪問 | 許 時 嘉 |
「世界史の哲学」から見た戦後世界─高山岩男を手がかりとして─ | 李 嘉 棣 |
書評 | |
末木文美士著『禅の中世─仏教史の再構築』 | 吉村 均 |
澤井啓一著『伊藤仁斎─孔孟の真血脈を知る』 | 阿部 光麿 |
山本嘉孝著『詩文と経世─幕府儒臣の十八世紀』 | 高山 大毅 |
河合一樹著『大和心と正名─本居宣長の学問観と古代観』 | 水野 雄司 |
亀山光明著『釈雲照と戒律の近代』 | 繁田 真爾 |
福島栄寿著『近代日本の国家と浄土真宗─戦争・ナショナリズム・ジェンダー』 | 佐々木 政文 |
平石直昭著『福澤諭吉と丸山眞男─近現代日本の思想的原点』 | 河野 有理 |
報告 | |
2022年度大会の概況 |
特集〈2021年度大会シンポジウム〉進化・宗教・国家 | |
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進化・宗教・国家 | 河野 有理 |
近代日本の進化論と宗教 | クリントン・ゴダール |
明治国家と「優勝劣敗」の思想――加藤弘之における国家と宗教をめぐって―― | 田中友香理 |
明治日本における儒学と進化論――中村正直の「天」論を中心に―― | 李 セボン |
コメント:「進化・宗教・国家」をめぐる三つの問題 | 大谷 栄一 |
コメント:維新の〈神話〉と進化論 | 奈良 勝司 |
特別掲載〈第7回「思想史の対話」研究会〉 | |
いま,共同体/共同性を問い直す――思想伝達の場をめぐって―― | 松川雅信ほか |
提言 | |
陰陽道研究の可能性――『新陰陽道叢書』完結に寄せて―― | 林 淳 |
論文 | |
「除奸」と「殉難」の間――水戸学者・豊田天功と吉田松陰における楊継盛受容―― | 廖 嘉 祈 |
平田篤胤の語る大和魂――理想的心性における雅と武の統合―― | 増田 友哉 |
平田篤胤における「陰徳」観念 | 前田 勉 |
一八四八年改正オランダ王国憲法と日本の皇統論 | 大川 真 |
三上参次の歴史認識――江戸時代史論・明治時代史論を中心に―― | 池田 智文 |
六〇年安保をめぐる丸山眞男と安丸良夫の交錯――民衆の主体性と組織化に注目して―― | 平石 知久 |
書評 | |
殷暁星著『近世日本の民衆教化と明清聖諭』 | 和田 充弘 |
大沼宜規著『考証の世紀――十九世紀日本の国学考証派』 | 三ツ松 誠 |
大田英昭著『日本社会主義思想史序説――明治国家への対抗構想』 | 猪原 透 |
長谷川徹著『哲学する漱石――天と私のあわいを生きる』 | 先ア 彰容 |
近藤俊太郎著『親鸞とマルクス主義――闘争・イデオロギー・普遍性』 | 大谷 栄一 |
報告 | |
2021年度大会の概況 |
特集〈2020年度大会シンポジウム〉日本思想史学から見る近現代の天皇 | |
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日本思想史学から見る近現代の天皇 | 尾原 宏之 |
象徴天皇制への転換と定着――皇室記者・藤樫準二の言説を中心に―― | 河西 秀哉 |
戦間期コミュニストの思想/運動における日本/「天皇制」認識 | 黒川 伊織 |
近代天皇制における皇后と祭祀儀礼の意義――福羽美静の思想を中心に―― | 小平 美香 |
コメント:ゴシップ・テロリズム・祭祀――一九二〇年代の天皇観を中心に―― | 昆野 伸幸 |
コメント:植民地帝国/戦後日本の間の天皇制 | 米谷 匡史 |
特別掲載〈第6回「思想史の対話」研究会〉 | |
日本思想史と災厄 | 上野太祐ほか |
提言 | |
『日本宗教史』全六巻の刊行に寄せて | 島薗 進 |
論文 | |
熊沢蕃山の音楽思想――日本近世期の音楽文化における雅楽の位置づけから―― | 中川 優子 |
幕末における「国喪」儀礼の言説――山田方谷の『義喪私議』を中心に―― | 韓 淑 婷 |
自己像/他者像としての菅野八郎――〈まなざし〉とイメージの主体形成論―― | 青野 誠 |
札幌農学校と欧米中心主義的文明論――内村鑑三の思想形成について―― | ロバート・クラフト |
安部磯雄の廃娼論とキリスト教信仰――一八九九〜一九一五年の論説を通して―― | 佐々木政文 |
書評 | |
松川雅信著『儒教儀礼と近世日本社会――闇斎学派の『家礼』実践』 | 田 世 民 |
清水光明著『近世日本の政治改革と知識人――中井竹山と「草茅危言」』 | 横山俊一郎 |
石原和著『「ぞめき」の時空間と如来教――近世後期の救済論的転回』 | 芹口真結子 |
岡安儀之著『「公論」の創生「国民」の誕生――福地源一郎と明治ジャーナリズム』 | 小川原正道 |
商兆g著『鉱毒問題と明治知識人 | 神谷 昌史 |
今高義也著『内村鑑三の世界像――伝統・信仰・詩歌』 | 長野 美香 |
望月詩史著『石橋湛山の〈問い〉――日本の針路をめぐって』 | 武藤秀太郎 |
報告 | |
2020年度大会の概況 |
特集〈2019年度大会シンポジウム〉中世から近世へ――十六・十七世紀の思想史的課題―― | |
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中世から近世へ――十六・十七世紀の思想史的課題―― | 伊藤 聡 |
古典注釈の展開を通して――宗祇から契沖へ―― | 前田 雅之 |
朱子学的理の確立――十六・十七世紀の思想史的意義―― | 下川 玲子 |
十六・十七世紀における『神皇正統記』の受容と正統論の形成 | 齋藤 公太 |
コメント:『神皇正統記』の政治思想と二,三の問題 | 兵頭 裕己 |
コメント:移行期の思想史――新しい定義と枠組の探索に向けて―― | アンナ・アンドレーワ |
特別掲載〈第5回「思想史の対話」研究会〉 | |
井上哲次郎とその時代 | 板東洋介ほか |
論文 | |
供養と顕彰の思想――松本藩領貞享百姓一揆の記録を追って―― | 中村 安宏 |
吉見幸和の神事観――『中臣祓詞蒙訓』からみる心身観・制度論についての考察―― | 城所 喬男 |
本居宣長と「斎庭之穂」――米食共同体としての皇国の創造―― | 増田 友哉 |
井上哲次郎における「日本哲学」の存在証明とその失敗 | 水野 博太 |
大正期「日本主義」者の連携――三井甲之と岩野泡鳴―― | 横川 翔 |
近代神道史のなかの「神道私見論争」――国民的「神道」論の出現―― | 渡 勇輝 |
書評 | |
中嶋英介著『近世武士道論――山鹿素行と大道寺友山の「武士」の育成』 | 井上 泰至 |
中村春作著『徂徠学の思想圏』 | 澤井 啓一 |
李セボン著『「自由」を求めた儒者――中村正直の理想と現実』 | 菅原 光 |
山村奨著『近代日本と変容する陽明学』 | 井澤 耕一 |
田中友香理著『〈優勝劣敗〉と明治国家――加藤弘之の社会進化論』 | 真辺 将之 |
繁田真爾著『「悪」と統治の日本近代――道徳・宗教・監獄教誨』 | 名和 達宣 |
武藤秀太郎著『大正デモクラットの精神史――東アジアにおける「知識人」の誕生』 | 織田 健志 |
西田彰一著『躍動する「国体」――筧克彦の思想と活動』 | 植村 和秀 |
報告 | |
2019年度大会の概況 |
特集〈2018年度大会シンポジウム〉 日本思想史学会創立50周年記念シンポジウム 第2回:日本思想史学の現在と未来 | |
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日本思想史学の現在と未来 | 高橋 文博 |
古代から中世へ――行基像の変容とその思想的意味―― | 冨樫 進 |
中世から近世へ――卍山道白における「復古」をめぐって―― | ョ住 光子 |
近世から近代へ――思想史研究を時代区分から救い出すには―― | 松田宏一郎 |
総括質問 | 佐藤 弘夫 |
総括コメント | 金津日出美 |
特別掲載〈2018年度大会パネルセッション〉 | |
対外意識と王権論の転回――近世思想史の新しい「様式」を目指して―― | 井上泰至ほか |
日本思想史としての神仏分離・廃仏毀釈 | オリオン・クラウタウほか |
論文 | |
神漏伎・神漏弥および天神の性質と役割 | 尾留川方孝 |
『古事記伝』と『姓氏録』――本居宣長における「ウヂカバネ」の成立―― | 河合 一樹 |
近代という窮地――「戒」なき時代の日本仏教をめぐって―― | 亀山 光明 |
筧克彦の神道理論とその形成過程 | 西田 彰一 |
三上参次における史学と思想 | 池田 智文 |
米田庄太郎の社会哲学――社会学の方法と理想主義―― | 猪原 透 |
書評 | |
尾留川方孝著『古代日本の穢れ・死者・儀礼』 | 佐藤 文子 |
齋藤公太著『「神国」の正統論――『神皇正統記』受容の近世・近代』 | 大川 真 |
丸谷晃一著『伊藤仁斎の古義学――稿本からみた形成過程と構造』 | 阿部 光麿 |
板東洋介著『徂徠学派から国学へ――表現する人間』 | 前田 勉 |
曽根原理著『徳川時代の異端的宗教――戸隠山別当乗因の挑戦と挫折』 | 林 淳 |
水野雄司著『村岡典嗣――日本精神文化の真義を闡明せむ』 | 本村 昌文 |
中野目徹編『近代日本の思想をさぐる――研究のための15の視角』 | 松田宏一郎 |
岩田真美・桐原健真編『カミとホトケの幕末維新――交錯する宗教世界』 | 繁田 真爾 |
報告 | |
2018年度大会の概況 |