特集〈2016年度大会シンポジウム〉思想史のなかの雑誌メディア― | |
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思想史のなかの雑誌メディア | 長 志珠絵 |
近代思想史研究における雑誌メディア | 中野目 徹 |
「メディア人間」の集合的無思想に挑む雑誌研究 | 佐藤 卓己 |
コメント:「古典」か「雑誌」か | 河野 有理 |
コメント:シンポジウムの余白に | 苅部 直 |
特別掲載〈2016年度大会パネルセッション〉 | |
近世における出版文化の諸相 | 伊藤聡ほか |
「近世化」する日本社会の中の宗教 | 曽根原理ほか |
近世神話の射程と可能性――神話概念の拡大―― | 鈴木英之ほか |
余録 | |
第48号特集コメント記事への応答 | 末木文美士 |
研究史 | |
民衆宗教研究の現在――ナラティヴの解体にむきあう―― | 永岡 崇 |
提言 | |
なぜ丸山理論は朝鮮儒教に当てはまらないのか | 井上 厚史 |
論文 | |
宰相の職掌――『周礼』に於ける王安石と太宰春台―― | 濱野靖一郎 |
近世日本地方庶民教化における清聖諭の活用――『聖諭広訓』から『久世条教』『五條施教』へ―― | 殷 暁 星 |
民衆宗教世界の形成過程――如来教の秋葉信仰との対峙をめぐって―― | 石原 和 |
革命と修養――木下尚江はなぜ静坐をしたのか―― | 栗田 英彦 |
能率論および人間工学に喚起された人間の概念――一九二〇年代前半を中心に―― | 川合 大輔 |
近代「国史学」における辻仏教史学 | 池田 智文 |
紹介 | |
『徂徠集 序類』余言 | 高山 大毅 |
書評 | |
伊藤聡著『神道の形成と中世神話』 | 松本 公一 |
上野太祐著『花伝う花――世阿弥花伝書の思想』 | 佐藤 弘夫 |
前田勉著『江戸教育思想史研究』 | 菅原 光 |
柴田真希都著『明治知識人としての内村鑑三――その批判的精神と普遍主義の展開』 | 大川 真 |
長尾宗典著『〈憧憬〉の明治精神史――高山樗牛・姉崎嘲風の時代』 | 尾原 宏之 |
山本伸裕・碧海寿広編『清沢満之と近代日本』 | 佐野 智規 |
オリオン・クラウタウ編『戦後歴史学と日本仏教』 | 石井 公成 |
報告 | |
2016年度大会の概況 |
特集〈2015年度大会シンポジウム〉思想史学の問い方―二つの日本思想史講座をふまえて― | |
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思想史学の問い方――二つの日本思想史講座をふまえて―― | 長 志珠絵 |
戦後の近世思想史研究をふりかえる | 田尻祐一郎 |
思想/思想史/思想史学――二つの日本思想史講座と日本思想史の問い方―― | 末木文美士 |
コメント:「問い方」の弁別 | 高山 大毅 |
コメント:両講座における中世思想史研究の課題 | 森 新之介 |
コメント:〈日本思想史〉は存立可能なのだろうか? | 澤井 啓一 |
特別掲載〈2015年度大会パネルセッション〉 | |
津田左右吉と早稲田大学――記憶と記録―― | 岡本天晴ほか |
幕末明治の「アメリカ」受容 | 陶徳民ほか |
国史学とアジアと仏教文物 | 佐藤文子ほか |
「大正デモクラシー」の再検討 | 平野敬和ほか |
研究史 | |
植民地研究の展開と「文化」研究 | 松田 京子 |
動向 | |
沖縄論の現在――歴史研究と現在との対話のなかで―― | 櫻澤 誠 |
提言 | |
絶望の淵から時代に切り込む思想史――安丸良夫氏を偲んで―― | 桂島 宣弘 |
論文 | |
最澄における『仁王経』受容の意義――不空教学と大乗菩薩戒構想との関係を視野に | 冨樫 進 |
官撰儀式書の構成の模索と漢籍 | 尾留川方孝 |
『太平記秘伝理尽鈔』における倫理と欲望――〈聖人・釈迦「賊」論〉をめぐって―― | 山本 晋平 |
浅見絅斎の「大義名分」の再検討 | 清水 則夫 |
近世後期の教育現場における祭祀儀礼――津藩有造館の釈奠をめぐる議論と実践―― | 李 月 珊 |
戦前・戦中期日本のアジア社会論における〈アジア的なもの〉――概念の形成と意味の変遷―― | 周 雨 霏 |
紹介 | |
『シリーズ日本人と宗教』の目的と展望 | 林 淳 |
書評 | |
大久保良峻著『最澄の思想と天台密教』 | 道元 徹心 |
末木恭彦著『徂徠と崑崙』 | 山本 嘉孝 |
高山大毅著『近世日本の「礼楽」と「修辞」――荻生徂徠以後の「接人」の制度構想』 | 片岡 龍 |
水野雄司著『本居宣長の思想構造――その変質の諸相』 | 星山 京子 |
中川未来著『明治日本の国粋主義思想とアジア』 | 鈴木 啓孝 |
水谷悟著『雑誌『第三帝国』の思想運動――茅原華山と大正地方青年』 | 神谷 昌史 |
福家崇洋著『満川亀太郎――慷慨の志猶存す』 | 黒川 伊織 |
永岡崇著『新宗教と総力戦――教祖以後を生きる』 | 近藤俊太郎 |
報告 | |
2015年度大会の概況 |
特集〈2013年度大会シンポジウム〉越境する日本思想史――思想と文学の垣根越え | |
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越境する日本思想史――思想と文学の垣根越え―― | 小島 康敬 |
和歌というメディア | ツベタナ・クリステワ |
宣長国学における歌――敷島の歌・うひ山ぶみ・著者名―― | 田中 康二 |
フィクションと自由――伊藤整における「近代日本」への問い―― | 苅部 直 |
「思想史研究者」と「文学研究者」との垣根越え――事後的な感懐―― | 高橋 文博 |
特別掲載〈2013年度大会パネルセッション〉 | |
思想史としてのおみくじ | 大野出ほか |
研究史 | |
近代仏教研究は何を問うのか――とくに二〇〇〇年代以降の研究動向を中心に―― | 大谷 栄一 |
提言 | |
丸山眞男の福沢諭吉論――批判的考察―― | 米原 謙 |
論文 | |
穢れ観念の古代から中世への展開 | 尾留川 方孝 |
中世浄土宗における偽書――聖冏・聖聡著作を中心に―― | 鈴木 英之 |
世阿弥の思想形成をめぐる一考察――「感」の内実を手がかりに―― | 上野 太祐 |
鈴木貞斎の闇斎学派・仁斎批判と「心」の主張について | 清水 則夫 |
交遊と不朽――服部南郭の古文辞学について―― | 吉川 裕 |
諸藩における儒者登用の動向―― 一七〜一八世紀の龍野藩を中心として―― | 浅井 雅 |
大雑書に表現される「世界」観――「須弥山図」と「地底鯰之図」を中心に―― | ポロヴニコヴァ・エレーナ |
一九二〇年代日本思想史と第一次国共合作 | 黒川 伊織 |
紹介 | |
Critical Readings in the Intellectual History of Early Modern Japan, 2vols. | Boot, W.J., ed. |
書評 | |
伊藤由希子著『仏と天皇と「日本国」――『日本霊異記』を読む――』 | 冨樫 進 |
森新之介著『摂関院政期思想史研究』 | 島田 健太郎 |
濱野靖一郎著『頼山陽の思想――日本における政治学の誕生』 | 相原 耕作 |
尾原宏之著『軍事と公論――明治元老院の政治思想』 | 中野目 徹 |
杉本耕一著『西田哲学と歴史的世界――宗教への問いへ』 | 田中 久文 |
報告 | |
2013年度大会の概況 |