特集〈2012年度大会シンポジウム〉巡礼・遍路の思想 | |
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巡礼・遍路の思想 | 桂島 宣弘 |
中世巡礼の精神史――山林修行者と冥界の問題―― | 舩田 淳一 |
「監察」と「清浄」――近世の名所化した寺社をめぐる状況と課題―― | 青柳 周一 |
式社巡拝・皇陵巡拝の思想的淵源 | 井上 智勝 |
特別掲載〈2012年度大会パネルセッション1・2〉 | |
近世の習合思想 | 曽根原 理 |
清沢満之とその彼方――精神主義研究の現在―― | 碧海 寿広 |
研究史 | |
「神道」研究史管見 | 伊藤 聡 |
動向 | |
「東アジアから考える」はいかにして可能か?――日中思想交流経験を中心として―― | 黄 俊傑 |
提言 | |
思想史と実体史との往還――丸山真男理論の社会不適合説をめぐる議論に寄せて―― | 笠谷 和比古 |
論文 | |
毘慮遮那如来への〈みち〉――空海の言語観をめぐって―― | 冨樫 進 |
中村敬宇における「学者」の本分論――幕末の昌平黌をめぐって―― | 李 セボン |
〈信の契機〉――清沢満之の「精神主義」を読み解く―― | 長谷川 徹 |
井上円了と朝鮮巡講、その歴史的位置について | 許 智香 |
近代仏教とジェンダー――女性信徒の内面を読む―― | 碧海 寿広 |
宗教のなかの「聖戦」/「聖戦」のなかの宗教――天理教の〈ひのきしん〉と勤労報国―― | 永岡 崇 |
紹介 | |
東アジアにおける地域主義とアジア主義に関する歴史研究の現在 | スヴェン・サーラーほか |
『愛知県史 資料編20 近世6 学芸』 | 岸野 俊彦 |
書評 | |
原克昭著『中世日本紀論考――註釈の思想史』 | 林 東洋 |
吉田麻子著『知の共鳴――平田篤胤をめぐる書物の社会史』 | 武知 正晃 |
田世民著『近世日本における儒礼受容の研究』 | 石黒 衞 |
大川真著『近世王権論と「正名」の転回史』 | 中田 喜万 |
オリオン・クラウタウ著『近代日本思想としての仏教史学』 | 福島 栄寿 |
河野有理著『田口卯吉の夢』 | 松田 宏一郎 |
根津朝彦著『戦後『中央公論』と「風流無譚」事件――「論壇」・編集者の思想史』 | 宇野田 尚哉 |
報告 | |
2012年度大会の概況 |
特集〈2010年度大会シンポジウム〉近代日本の宗教―仏教を中心に | |
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近代日本の宗教――仏教を中心に―― | 桂島 宣弘 |
宗教的学知の形成――仏教学を例に―― | 林 淳 |
帝国と仏教 | 大谷 栄一 |
特別掲載〈2010年度大会パネルセッション1・2・3〉 | |
両大戦間期日本における戦争と平和 | 川田 稔 |
平田国学研究の課題と可能性 | 田尻 祐一郎 |
近代仏教と真宗の問題 | オリオン・クラウタウ |
研究史 | |
闇斎学派研究の諸問題 | 清水 則夫 |
提言 | |
日本思想史と歴史学 | 尾藤 正英 |
論文 | |
平安時代における穢れ観念の多元性 | 尾留川 方孝 |
近世仏教におけるキリシタン批判――雪窓宗崔を中心に―― | 西村 玲 |
元禄期における「日用」言説の浮上――浅見絅斎の伊藤仁斎批判―― | 李 芝映 |
蔡温の思想――琉球王国における儒教と風水―― | 佐久間 正 |
近世中期における孝子顕彰の思想構造とその意義――『孝婦鳴盛編』を中心に―― | ファン・ステーンパール・ニールス |
「ロマ書」八章の自然観の受容と展開――内村鑑三とその後継者における自然の境位―― | 柴田 真希都 |
書評 | |
伊藤聡著『中世天照大神信仰の研究』 | 原 克昭 |
辻本雅史著『思想と教育のメディア史――近世日本の知の伝達』 | 宇野田 尚哉 |
李基原著『徂徠学と朝鮮儒学――春台から丁若鏞まで』 | 井上 厚史 |
大久保健晴著『近代日本の政治構想とオランダ』 | 菅原 光 |
報告 | |
2010年度大会の概況 |
特集〈2009年度シンポジウム〉日本思想史からみた憲法――歴史・アジア・日本国憲法 | |
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日本思想史からみた憲法 | 佐久間 正 |
小野梓と法典編纂の時代――「国憲」と「民法」を巡る歴史的淵源からの問い―― | 大久保 健晴 |
折りたたまれた帝国としての戦後日本と東アジア地域形成 | 浅野 豊美 |
小野梓・再読からの示唆――コメント―― | 樋口 陽一 |
「折りたたまれた帝国」としての戦後日本――コメント―― | 岡本 厚 |
特別掲載〈2009年度大会パネルセッション1・2〉 | |
在宅ホスピスの現場における日本思想史研究の可能性――「病院死」を選択する日本人―― | 本村 昌文 桐原 健真 |
植民地朝鮮における他者表象――『朝鮮史』編纂と近代学術知―― | 桂島 宣弘 |
研究史 | |
「国家神道」研究の四〇年 | 阪本 是丸 |
提言 | |
人の営みにおける思想の位置 | 小路田 泰直 |
論文 | |
天皇の「恥」が意味するもの――『日本霊異記』上巻第一縁考―― | 伊藤 由希子 |
荻生徂徠の『尚書』観――『尚書学』攷証―― | 山口 智弘 |
文体と国体の狭間で――日清戦争後の漢詩文意識の一端―― | 許 時嘉 |
内村鑑三の宇宙観と伝統思想――『報徳記』の〈翻案〉を手がかりとして―― | 今高 義也 |
明治期与謝野晶子における自己認識の変容 | 小嶋 翔 |
大正期における日本仏教論の展開――高楠順次郎の思想的研究・序説―― | オリオン・クラウタウ |
天野貞祐の規範意識 | 森川 多聞 |
書評 | |
ルチア・ドルチェ/松本郁代編『儀礼の力――中世宗教の実践世界』 | 曽根原 理 |
菅原光著『西周の政治思想――規律・功利・信』、真辺将之著『西村茂樹研究――明治啓蒙思想と国民道徳論』 | 河野 有理 |
與那覇潤著『翻訳の政治学――近代東アジア世界の形成と日琉関係の変容』 | 苅部 直 |
報告 | |
2009年度大会の概況 |
特集〈2008年度大会シンポジウム〉「戦前と戦後――思想史から問う」 | |
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戦前と戦後――思想史から問う―― | 中村 春作 |
日本ナショナリズムにおける“アメリカの影” | 米原 謙 |
二十世紀思想史としての昭和思想史 | 植村 和秀 |
「昭和」の多面性――コメント―― | 苅部 直 |
アメリカとソ連の間:昭和思想史の方法論的考察――コメント―― | 菅原 潤 |
特別掲載〈2008年度大会パネルセッション〉 | |
日中韓における洋学の伝来と「天」観念の変容 | 井上 厚史 |
研究史 | |
「京都学派」とは何か――近年の研究に触れながら―― | 藤田 正勝 |
提言 | |
「魂の書物」の発見をめざして――寺院資料調査研究の現場から―― | 阿部 泰郎 |
論文 | |
平安時代における穢れ観念の変容――神祇祭祀からの分離―― | 尾留川 方孝 |
中世叡山律僧の神祇信仰について――本覚思想との関係から―― | 舩田 淳一 |
了誉聖冏の神道図像学――『麗気記私鈔』『麗気記神図画私鈔』の考察から―― | 鈴木 英之 |
鈴木正三の仁王禅とその展開――武士の視点から―― | 三浦 雅彦 |
「声」と「今」――富永仲基の秩序論―― | 清水 光明 |
本居宣長の『日本書紀』本文批評――『神代紀髻華山陰』を中心に―― | 水野 雄司 |
「精神主義」はだれの思想か――雑誌『精神界』と暁烏敏―― | 山本 伸裕 |
書評 | |
西村玲著『近世仏教思想の独創――僧侶普寂の思想と実践』 | 大桑 斉 |
樋口浩造著『「江戸」の批判的系譜学――ナショナリズムの思想史』 | 桂島 宣弘 |
前田勉著『江戸後期の思想空間』 | 松田 宏一郎 |
報告 | |
2008年度大会の概況 |