特集〈2002年度大会シンポジウム〉「大正思想史の諸問題」 | |
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大正思想史の諸問題――関心の所在 | 平石 直昭 |
大正デモクラシーと大山郁夫 | 黒川 みどり |
近代日本のアナーキズム思想の構造 ――丸山眞男の忠誠・反逆論との関連―― | 板垣 哲夫 |
大正思想史とアジア・ナショナリズム | 和田 守 |
「社会の発見」とその影――シンポジウム雑感―― | 苅部 直 |
特別掲載1〈2002年度大会パネルセッション1〉「思想の学と書物の学と」 | |
思想の学と書物の学と――パネルセッション編成の趣旨―― | 高橋 章則 |
江戸後期の医学の場合――幕府医学館の学績を中心に―― | 町 泉寿郎 |
伊勢の蔵書家――伊勢商人竹口家の人々とその蔵書―― | 高倉 一紀 |
学問の形成と「書物」の集積 | 高橋 章則 |
特別掲載2〈2002年度大会パネルセッション2〉「津田・村岡・和辻の「天皇」論」 | |
津田・村岡・和辻の「天皇」論――趣旨説明―― | 田尻 祐一郎 |
津田左右吉と「天皇」 | 田尻 祐一郎 |
村岡典嗣と「天皇」 | 畑中 健二 |
和辻哲郎の「天皇」論――「生ける全体性」と「神聖なる「無」」とのはざまで―― | 田中 久文 |
研究史 | |
近代仏教とアジア――最近の研究動向から―― | 末木 文美士 |
提言 | |
思想史と宗教史のあいだ | 林 淳 |
論文 | |
手島堵庵による石門心学の創出 | 高野 秀晴 |
橘守部の神典解釈――「タブー」の神学―― | 東 より子 |
平田篤胤の転生観 | 中川 和明 |
〈もの憑き〉を語る儒医――近世日本における医家の自己規定とその諸相―― | 兵頭 晶子 |
窮理学の流行をめぐる磁場――福澤諭吉と戯作者たちの啓蒙時代―― | 秋田 摩紀 |
「宗教」の再構成――西周における啓蒙の戦略―― | 菅原 光 |
書評 | |
佐藤弘夫著『偽書の精神史――神仏・異界と交感する中世』 | 三橋 正 |
黒住真著『近世日本社会と儒教』 | 中村 春作 |
鈴木暎一著『国学思想の史的研究』 | 表 智之 |
星山京子著『徳川後期の攘夷思想と「西洋」』 | 本郷 隆盛 |
中村春作著『江戸儒教と近代の「知」』 | 高坂 史朗 |
報告 | |
2002年度大会の概況 |
特集〈2001年度大会シンポジウム〉「大坂の学藝」 | |
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シンポジウム「大坂の学藝」趣旨説明 | 井上 克人 |
大坂の絵画・蒹葭堂とその周辺 | 中谷 伸生 |
大坂の学藝と徂徠学 | 中村 春作 |
都市の学藝と在村の学藝 | 山中 浩之 |
研究史 | |
民衆宗教研究・研究史雑考 | 桂島 宣弘 |
提言 | |
「日本思想史学の成立と展開」をめぐって | 藤原 暹 |
論文 | |
鑑真門流における天台止観受容――法進『沙弥十戒並威儀経疏』をめぐって―― | 冨樫 進 |
新井白石の国家構想――国王復号・武家勲階制の検討を通じて―― | 大川 真 |
石原莞爾の宗教観と世界最終戦争論 | 松岡 幹夫 |
北一輝の「日本」――『国家改造案原理大綱』における進化論理解の変転―― | 佐藤 美奈子 |
和辻哲郎に於ける日本文化史研究の始まり――その視点、方法的態度、実践的意義―― | 飯嶋 裕治 |
書評 | |
市川浩史著『吾妻鏡の思想史――北条時頼を読む』 | 八木 聖弥 |
ケイト・W・ナカイ著『新井白石の政治戦略――儒学と史論』 | 前田 勉 |
前田勉著『近世神道と国学』 | 高橋 美由紀 |
報告 | |
2001年度大会の概況 |
特集〈平成12年度大会シンポジウム〉「東アジアの儒教―二十一世紀の思想史研究」 | |
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東アジアの儒教――二十一世紀の思想史研究―― | 大会実行委員会 |
中国における宋明理学研究の方法、視点とその趨向 | 陳 来 |
韓国社会と儒教 | 池 明観 |
二十一世紀における新儒教研究 | 吉田 公平 |
「武国」日本のなかでの朱子学の役割 | 前田 勉 |
特別掲載〈平成12年度大会パネルセッション〉「『麗気記』にみる中世」 | |
『麗気記』にみる中世――神道思想研究の新たなる視座を求めて―― | 三橋 正 |
『麗気記』世界の生成――その構造を読み解く―― | 三橋 正 |
『麗気記』の図像学――中世神道のイメージとシンボル―― | 門屋 温 |
『麗気記』と〈註釈〉――中世註釈の言説世界から―― | 原 克昭 |
埋没する『麗気記』世界――〈校訂〉する近世―― | 森 瑞枝 |
研究史 | |
中世仏教研究と顕密体制論 | 佐藤 弘夫 |
提言 | |
アメリカにおける江戸思想史の三十年を顧みて | ヘルマン・オームス |
論文 | |
心を付けて感ずべし――『等伯画説』の一節―― | 田村 航 |
林羅山の仏教批判――死生観を中心として―― | 本村 昌文 |
おみくじと天道――元三大師御籤注解考―― | 大野 出 |
荻生徂徠の「老子」像――「知礼者」・「空言者」―― | 藍 弘岳 |
彦根藩における国学の受容と変化 | 大久保 紀子 |
語りの中の「武士道」――批判的系譜学の試み―― | 樋口 浩造 |
書評 | |
下川玲子著『北畠親房の儒学』 | 高橋 美由紀 |
末永恵子著『烏伝神道の基礎的研究』 | 神田 秀雄 |
中村生雄著『祭祀と供犠――日本人の自然観・動物観』 | 白山 芳太郎 |
八木公生著『天皇と日本の近代』 | 中村 生雄 |
報告 | |
平成12年度大会の概況 |
特集〈平成11年度大会シンポジウム〉「丸山思想史学の地平」 | |
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シンポジウム「丸山思想史学の地平」について | 大隅 和雄 |
丸山古代思想史をめぐって | 水林 彪 |
丸山中世思想史をめぐって | 末木 文美士 |
丸山近世思想史をめぐって――丸山眞男における近世思想史の〈不在〉―― | 澤井 啓一 |
丸山思想史と思惟様式論 | 安丸 良夫 |
丸山眞男における思想史と政治理論 | 川崎 修 |
丸山眞男における現代・伝統・思想史 | 松沢 弘陽 |
特別掲載1〈平成11年度大会パネルセッション1〉「垂加神道と国学」 | |
「垂加神道と国学」――先行研究と論点の所在―― | 遠藤 潤 |
近世日本における天皇権威の浮上の理由 | 前田 勉 |
出雲大社に於ける垂加神道と国学の共生 | 西岡 和彦 |
知の普及と地域社会 | 小林 准士 |
特別掲載2〈平成11年度大会パネルセッション2〉「総力戦の思想」 | |
「総力戦の思想」――先行研究と本パネルの立場―― | 子安 宣邦 |
戦時期日本の精神科学 | 宇野田 尚哉 |
総力戦体制下の政治思想 | 平野 敬和 |
戦時期〈植民地社会科学〉論序説 | 盛田 良治 |
日本浪曼派の問題――保田與重郎のレトリック―― | 宮川 康子 |
提言 | |
日本思想史をどう教えるか――教員の試み―― | ケイト・W・ナカイ |
論文 | |
『源氏物語』にあらわれた天台思想――蛍巻仏法論と天台の方等時解釈―― | 佐藤 勢紀子 |
豊宮崎文庫の創設における権威の伝承と教化の問題について――度会延佳を中心に―― | 鈴木 孝子 |
近世対馬における全島民による防衛構想――陶山訥庵「鉄炮格式僉議条目」を中心に―― | 佐久間 正 |
大川周明の日本歴史観 | 昆野 伸幸 |
丸山近世思想史学における主題上の変化――その過程と意義―― | 福井 裕之 |
書評 | |
八木聖弥著『太平記的世界の研究』 | 佐々木 馨 |
東より子著『宣長神学の構造――仮構された「神代」――』 | 表 智之 |
M・W・スティール著『もう一つの近代――側面からみた幕末明治――』 | 松田 宏一郎 |
報告 | |
平成11年度大会の概況 |
特集〈平成10年度大会シンポジウム〉「近代思想史における「異郷」としての日本」 | |
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近代思想史における「異郷」としての日本 | 沖田 行司 |
福沢諭吉――その思考法―― | 露口 卓也 |
内村鑑三 | 原島 正 |
丸山眞男 | 西田 毅 |
論文 | |
祟り神の変身――祟る神から罰する神へ―― | 佐藤 弘夫 |
無住道暁の「方便」説と人間観 | 吉原 健雄 |
熊沢蕃山の『周易』解釈における独自性――「太極」をキーワードに―― | 閻 |
徳川十七―十八世紀における秩序論の様相――仁斎学と徂徠学を中心として―― | 高 煕卓 |
太平天国と吉田松陰の思想形成 | 郭 連友 |
近代における宗教的道徳の様相――福沢諭吉・清沢満之・今村恵猛―― | 守屋 友江 |
保田與重郎の習作期――「上代芸術理念の完成」を中心に―― | 渡辺 和靖 |
書評 | |
佐藤弘夫著『神・仏・王権の中世』 | 佐藤 眞人 |
玉懸博之著『日本中世思想史研究』 | 八木 聖弥 |
辻本雅史著『「学び」の復権――模倣と習熟』 | 高橋 文博 |
宮川康子著『富永仲基と懐徳堂――思想史の前哨』 | 表 智之 |
桂島宣弘著『思想史の十九世紀――「他者」としての徳川日本』 | 見城 悌治 |
長志珠絵著『近代日本と国語ナショナリズム』 | 山東 功 |
報告 | |
平成10年度大会の概況 |