特集〈平成9年度大会シンポジウム〉歴史としての「東北」 | |
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歴史としての「東北」 | 笠井 昌昭 |
古代における「東北」像――その虚像と実像―― | 新野 直吉 |
「みちのく」像の成立と展開 | 佐々木 馨 |
安藤昌益における「東北」 | 三宅 正彦 |
啄木と賢治を通してみた「東北」 | 遊座 昭吾 |
提言 | |
古典教育と講義の自己点検 | 平石 直昭 |
論文 | |
天神縁起と太平記 | 八木 聖弥 |
林羅山排仏論の一考察――朱子・韓愈との比較を通して―― | 龔 穎 |
芭蕉における荘子――江戸期の老荘受容と対比して―― | 金谷 治 |
室鳩巣の朱子学変容 | 中村 安宏 |
宣長における「心だに」の論理の否定――垂加神道と宣長との関係―― | 前田 勉 |
国学と文献学 | 畑中 健二 |
書評 | |
佐々木磬著『中世仏教と鎌倉幕府』 | 市川 浩史 |
渡辺浩著『東アジアの王権と思想』 | 中村 春作 |
大野出著『日本の近世と老荘思想』 | 宮川 康子 |
安丸良夫著『〈方法〉としての思想史』 | 桂島 宣弘 |
報告 | |
平成九年度大会の概況 | |
『日本思想史学』目録(創刊号〜第29号) |
特集〈平成8年度大会シンポジウム〉思想史の中のライフサイクル――思想史と社会史の接点 | |
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日本思想史の新しい可能性 | ウイリアム・スティール |
中世における経済と宗教 | 網野 善彦 |
「一期(いちご)」の認識について | 横井 清 |
儒教・儒家神道と「死」――「朱子家礼」受容をめぐって―― | 田尻祐一郎 |
幕末在村知識人と真宗――原稲城における「我」の形成―― | 大桑 斉 |
生物学からみたライフサイクル | 村上陽一郎 |
〈コメント〉網野・横井報告へのコメント | 今谷 明 |
研究史 | |
明治のキリスト教――LOVEの訳語をめぐって―― | 原島 正 |
論文 | |
古事記神話の構図――古代日本人の「歴史の起源」に対する観念―― | 北 康宏 |
蛍巻物語論における仏教思想の位置づけ――「人のよきあしきばかりの事」新釈―― | 佐藤勢紀子 |
謡曲『黒塚』をめぐって――個人性と日常性の相剋―― | 出岡 宏 |
鈴木正三の仏法理解――出家・戒律観をめぐって―― | 加藤みち子 |
荻生徂徠の天命説 | 片岡 龍 |
岡倉天心『東洋の理想』の構造――「アジアは一つ」と「国民的」なるものの相克―― | 岡本 佳子 |
書評 | |
追塩千尋著『中世の南都仏教』 | 吉原 健雄 |
前田勉著『近世日本の儒学と兵学』 | 高橋 文博 |
報告 | |
平成八年度大会の概況 |
特集<平成7年度大会シンポジウム>歴史と表象 | |
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歴史と表象――日本における歴史叙述の伝統―― | 石毛 忠 |
『日本書紀』の国家史の構想――一、二の予備的考察―― | 山尾 幸久 |
一国歴史学の成立――近代日本と歴史学―― | 大隅 和雄 |
戦争の語られ方 | ひろたまさき |
書かれたものと書きえぬこと――歴史表象と死者の記憶―― | 子安 宣邦 |
研究史 | |
近世前期の歴史思想――近世武家史学の成立・成熟をめぐって―― | 玉懸 博之 |
提言 | |
自明性の解体のなかで | 鹿野 政直 |
論文 | |
叡尊教団の変化――寺領の集積過程からみた中世西大寺 | 吉原 健雄 |
心敬における無常観と無常詠 | 菅 基久子 |
教説の時代と近世神道――垂加神道を考える―― | 樋口 浩造 |
本居宣長の神の定義について | 大久保紀子 |
柳田民俗学における「自己」と「他者」――「米」と「肉」の対照性をめぐって―― | 六車 由実 |
書評 | |
八重樫直比古著『古代の仏教と天皇』 | 新川登亀男 |
末木文美士著『平安初期仏教思想の研究』 | 新川 哲雄 |
佐藤勢紀子著『宿世の思想――源氏物語の女性たち』 | 柏木 寧子 |
井手勝美著『キリシタン思想史研究序説』 | 山本 眞功 |
横山俊夫編『貝原益軒――天地和楽の文明学』 | 佐久間 正 |
苅部直著『光の領国 和辻哲郎』 | 頼住 光子 |
報告 | |
平成七年度大会の概況 |
特集<平成6年度大会シンポジウム>「転換期における国家と天皇」 | |
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天皇制研究の現在――テーマの設定によせて―― | 本郷 隆盛 |
古代神話の多元性と天皇の正統性 | 神野志隆光 |
コメント | 黒崎 輝人 |
中世における天皇権威の推移 | 今谷 明 |
コメント | 佐藤 弘夫 |
徳川朝幕関係の再編――新井白石の幕府王権論をめぐって―― | ケイト・W・ナカイ |
コメント | 沢井 啓一 |
膨張する国家と天皇――井上哲次郎の世界論―― | 沖田 行司 |
コメント | 中野目 徹 |
論文 | |
修と証の<あいだ>――道元の修証観をめぐって―― | 井上 克人 |
鈴木正三における「天道」 | 加藤みち子 |
富士谷御杖における理と欲と神 | 大久保紀子 |
佐藤一斎と後期水戸学――『弘道館記』の成立過程―― | 中村 安宏 |
賀茂規清の神代巻解釈 | 末永 恵子 |
井伊直弼の茶の湯――心から形へ、形から心へ―― | 谷村 玲子 |
書評 | |
高橋美由紀『伊勢神道の成立と展開』 | 佐藤 眞人 |
陶徳民『懐徳堂朱子学の研究』 | 野村 真紀 |
中野目徹『政教社の研究』 | 渡辺 和靖 |
報告 | |
平成六年度大会の概況 | |
平鹿5年日本思想史関係研究文献要目 |
特集<平成5年度大会シンポジウム>「国学研究の現在」 | |
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「新国学」の戦前と戦後―柳田民俗学と国家との関係― | 中村 生雄 |
明治国学の研究課題 | 阪本 是丸 |
幕末国学像の再検討のために――「比考」としての言説構造の転回をめぐって―― | 桂島 宣弘 |
『古事記伝』と『古史伝』―その連続と差異― | 子安 宣邦 |
論文 | |
慚愧の精神史――その初発としての『霊異記』―― | 池見 澄隆 |
禅と念仏の接点――法燈国師と萱堂聖をめぐって―― | 松下みどり |
「朝敵」考 | 市川 浩史 |
北畠親房と宋学――『大学』・『中庸』の受容をめぐって―― | 下川 玲子 |
本居宣長の「現身」に関する考察 | 大久保紀子 |
寛政異学の禁再考 | 高橋 章則 |
新たな知性の誕生――平田篤胤考察―― | 星山 京子 |
書評 | |
中村生雄『日本の神と王権』 | 窪田 高明 |
報告 | |
平成五年度大会の概況 | |
平成4年日本思想史関係研究文献要目 |